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保育方針

最終更新日:

~私たちが子育てで大切にしていること~

保育所時代は感性を育てる時期


保育士と子どものあたたかい雰囲気

 感性は妊娠6ヶ月〜3歳頃までに土台ができるそうです。その後、10歳頃で大人並みになると言われています。保育所時代はまっただなかということですね。
 保育所では、笑ったり、泣いたり、怒ったり、悲しんだり、生の体験たくさんして欲しいと願って、生活や遊び行事を考えています。保育をしていていつも忘れずにいたいことです。

 

落ち着いた明るい家庭的な雰囲気

あたたかい遊具

 子どもは雰囲気を食べて大きくなると言います。子どもと子ども、子どもと保育士、親と子ども、親と保育士、親と親、それぞれがじっくりと信頼関係を築くことで安心できるくつろいだ雰囲気が生まれます。遊具も木のおもちゃ、手作りおもちゃ、布、お手玉などあたたかさのあるものをたくさん用意しています。
 卒園生は成人した、就職したなど報告に来てくれ、保育所を第二の家庭のように思ってくれている様子。卒園生のお子さんもたくさん入所されています。


一人ひとりを大切に保育


1人1人を大切に

 こどもの発達や成長は、一人ひとりペースがあります。家庭環境、兄弟姉妹はいるのか、何番目に生まれたのかでずいぶん違ってきます。そして、こども自身の個性がとても影響するものです。
 ○歳になったから○○ができなくちゃと考えるのではなく、一人ひとりに合わせた発達の見通しを持って、日課を個々に作り、援助するようにしています。こどもがありのままの自分で安心して過ごせるように。

保育士は、第二のおとうさん、おかあさん


保育士は第2のお父さんお母さん

 こども達は自分の気持ちに寄り添ってくれる大人を信頼し、人間関係の土台を育みます。そのために、こども達をより深く知り、強い絆を結べるよう工夫をしています。
 例えば12人の子どもを3人の保育士で保育するとしたら、3人で12人全員を見るのではなく、一人の保育士が4人ずつ担当するのです。毎日同じ大人が同じやり方で育児をすることで子どもが安心して過ごせ、大切にされていると感じ、自己肯定感が育ちます。めざすは、第二のおとうさん、おかあさんです!

自分の居場所

自分の居場所

 高田保育所では一人ひとりにマークがあります。りんごやドーナツなど身近なもので、子どもにとって名前と同じくらい愛着があるものです。子どものいす・靴箱・かばんかけ・布団など全てのものにマークがついています。
 また、家庭で食事・寝る場所が決まっているように保育所でも食事の座席・布団、ベッドを敷く場所はいつも同じです。自分のもの、自分の居場所がちゃんとあるというものはとっても安心ですよね。いつもの場所からいつもの景色が見える。ほっとします。


わらべうたで感性を育てる


わらべうたを楽しむ子ども達

 高田保育所の一番の特色はわらべうたです。保育の柱と言っていいかもしれません。私たち日本人には、遠い先祖から代々受け継いだ伝統文化、わらべうたが魂にしみこんでいます。泣いているこどもにわらべうたをそっとうたうと泣き止んで保育士の口元をじっと見つめるんですよ。そして、すーっと落ち着いていきます。
 こども主体のゆったりとした時間の中で、大人も子どもも楽しめるわらべうたは感性を育てるのにもぴったりです。

遊びの楽しさ、喜びがあふれる保育・ノーテレビ


泥んこ遊びを楽しむ子どもたち

 高田保育所では遊びをとても大切なものと考えます。遊びこそ感性を育てるものです。子どもは遊ぶのが大好き。でも、体調が悪かったり、不安だったり、お腹がすいていたり…などあると子どもは遊べません。まさに遊びは健康のバロメーター!私たちは遊びを通して子どものことを理解していきます。子どもが好きな遊びを自由に選んで工夫しながら遊べるように部屋作りをしたり、おもちゃを用意したりします。
 保育所ではテレビは見ません。テレビを見ているとき、子どもは受け身で、子ども自身のやる気や工夫で頭や体を使うことはなく、友達との交流もありません。一日はあっという間に過ぎるもの。いろんな遊びにチャレンジし、頭も体も心もフル回転させてほしいと思っています。お家でもノーテレビデーをお勧めします。特に食事中はテレビを消して家族の会話を楽しみませんか。

課業・行事


課業

 高田保育所では3歳児クラスから課業をします。課業とは授業のようなものです。内容はわらべうた・文学・体育・集団遊び・環境認識・描画・手仕事・数(4歳児〜)です。
 行事は普段の保育の延長と考え、大人と子どもが一緒に作り上げる課程を楽しみ大切にしたいと思っています。見栄えよりも子どものやる気、気持ちを大切にし、自信や達成感をもてるようにと願っています。0・1・2・歳クラスは行事に向けての練習はほとんどなく、無理のないように参加しています。

異年齢保育(3歳児~5歳児)

異年齢で遊ぶ姿

 令和3年度より、3~5歳児は異年齢保育を行っています。
 幼児期は特に成長発達の個人差が大きいものです。異年齢で過ごすことにより、一人ひとりの成長に合わせて仲間関係を築いたり、活動を行ったりすることができるので、より個性を尊重することができます。年上の子は年下の子に教えることでより理解を深めたり、年下の子から頼られたりすることで自信を得ます。
 また、年下の子は年上の子の姿を見て、生活の自立や遊びの発展、社会性などを身につけていきます。幼児期に異年齢の関係を体験することで、他人の多様な個性を受け入れることができ、社会に出ても生きる力をもった子どもを育てていきます。



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