「動脈硬化」を予防するために、健康診断を受けよう！！
20代、30代から健診を受けることは、自分の身体の状態を早めに確認できるいい機会です。あなたならどちらの状態で40歳を迎えたいですか？
- 若いころから健診を受け、生活習慣病などのリスクを回避している40歳。
- 初めて受けた健診で所見あり。精密検査や治療が必要と言われる40歳。
長与町は脂質異常を指摘される方が多い！！
下の表は、令和2年度の長与町国保に加入されている男性の健診結果の年代別有所見率のグラフです。グラフの示す通り、「LDLコレステロール」について、40代男性で一番有所見率が高いと言えます。20代、30代だからと言って安心はできない状態であることが推測されます。
有所見とは、定期健康診断等の結果、何らかの異常の所見が認められたことをいう。通常、医師から要経過観察、要治療、要再検査などの指示（判定）がある。（厚生労働省主な用語の定義より抜粋）
LDLコレステロールが高いと何が良くないの？
「動脈硬化」をご存じですか？一般に「動脈硬化」という場合は、血管の内側にドロドロの「おかゆ」のようなコレステロールのかたまりがたまる、粥状動脈硬化（じゅくじょうどうみゃくこうか）をさします。最も起こる頻度が高く、心筋梗塞や脳梗塞などの危険な病気を引き起こす原因になります。メタボリックシンドロームが怖いのも、粥状動脈硬化を引き起こすからです。
ご自分の健康状態をご存じですか？
20歳～39歳の長与町国保に加入されている男性は、8,000 円相当の内容（問診・診察・身体計測・血圧測定・尿検査・血液検査）の健診が、800円で受けられます。自覚症状もなく、健康に自信のある今だからこそ、健康状態を確認しておくことで将来の生活習慣病のリスクを少しでも減らすことにつながります！ この機会に健診を受診しましょう。
職場健診等で健診を受ける機会がない方へ
生活習慣病と病気の早期発見のために集団健診または個別健診を実施しています。健診は治療中の病気があっても受けることができます。職場や学校の健診等の健診を受ける機会のない方で、長与町国保に加入されている男性は下記の内容の健診を受けられます。
20歳から39歳の長与町国保に加入中の男性が受けられる健診
5月から11月まで（医療機関での自己負担額）
- 国保成人健診（集団健診800円 個別健診800円）
上記以外の期間（医療機関での自己負担額）
（注意）気になる症状がある場合は、健診の時期を待たずに、保険診療で確定診断を受けてください。
健診・がん検診の予約について
事前に予約が必要です。また、10月から11月は大変混み合います。早めの受診をお勧めします。
- 長与町ふれあいセンター・健康センター（集団健診
） - 医療機関（健診を実施している医療機関一覧）